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> 大学時代② 龍谷大学 芦原空手同好会
長い…いつになれば入門するのだろう… でも、ホントに入門するのって、勇気がいるんです。また、入会してからも初心者の内は稽古に行こうか休もうか 心の葛藤は続くんですけどね。その話は後ほど…

家に戻って「実戦!芦原カラテ」の最終ページを開きます。ページ右下に「新国際学生空手道連盟一覧」…あ!あった!龍谷大学!ニセモノではなく(失礼)会館公認の同好会でした。
稽古は週3日、月・水・金曜の午後3時から。場所は体育館一番奥に位置する、第8トレーニング室(通称8トレ)
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※体育館全景です。教室より体育館にいた時間の方が長かったなぁ…

さぁ早速見学だ!水曜日午後イチの講義を終え、体育館へ向かいます。しかし、第8トレーニング室の黄色い鉄製の扉は硬く閉ざされたまま。「中で何をやっているんだろう?そう言えば、極真空手の道場は、見学不可って聞いたことあるなぁ。」見学禁止なんだろう、やっぱ無理か… チキンな私はスゴスゴと体育館を後にしました。

翌日、テレビでボクシングの世界戦がありました。日本拳法出身の王者を見て、「やっぱり男は強くないとアカン。明日もう一回体育館へ行こう。」

明けて金曜日、もう一人入会を強く決意させる人に会いました。体育館に向かう途中、前からボロボロに色褪せ、肩口の破れたブルーのTシャツに空手ズボン、ランニングシューズ姿で黙々と走ってくる男の人。その上半身は鍛え上げられた筋肉で覆われていました。
「リアル・ケンシロウやん」
それが感想でした。そして、その佇まいから伝統派空手ではなく、フルコンタクト空手の人だと確信しました。(体育会系空手部の人がTシャツやランニングシューズを履くことはなかったから)8トレに到着し、今度こそ思い切って黄色い鉄扉を開いたのであります。

(続く)
by osaka-kenyukai | 2001-12-31 23:29 | 連載:拳友会遊戯