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> 懐かしの関西本部
南海電車の高架下に在った芦原会館関西本部
看板は出ているけれど、注意して見ないと気付かないくらい壁に同化していた入り口。

1階から2.5階まで一気に上る急で狭い階段。一説によると、道場破りを簡単に逃がさないように…とか?
審査会の時はもちろん、普段から階段に脱ぎ散らかされた靴の山(笑) 常時20足はあろうかと言う状態でしたが、何故か道場に来てるのは数名。後は誰の靴だったんでしょう?これまた一説によると、裸足で逃げ出した道場破りが残していった靴であると。

コ○コーラの自販機、でかい荷物置きの棚、使うと手がサビだらけになるウエイトルーム。
クリアファイルに入った芦原空手の紹介記事。

袋に中身を詰めたのではなく、それ自身がウレタンの塊のようだったサンドバック。叩いて蹴ると『パキュン・パキュン』と言う独特の音と、吊り下げているパイプが鳴ってました。
当時、関西本部の職員だった松本英樹さんがローキックを蹴ると、『ドーン』と言う鈍い音を立てて大きく振れて。真似してみたけど、『ドン』って音がするだけで、サンドバックはピクリとも動かず…

壁には鏡、蹴りの練習用のバー(手すり)が設置されて。

前面のクリア面が割れてしまったスーパーセーフ面(ただのヘッドギアじゃないの?)

道場に飾られた、極真全日本で戦う二宮城光師範の写真。
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※見事なストッピング


道場内が熱くて、神棚横の窓を開けると、10センチ先は隣家の壁。

そして、お宝満載・禁断の(有段者以外立入禁止)指導員室。 時々メ○ィア8社の極真ビデオの音声が聞こえてました。

大国町に移転した後、扉は閉鎖されていたものの外観はそのままだったのですが、数年前に『なんばこめじるし』と言う飲食店舗街に改装されており、今では面影すら残っていません。
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※現在はこんな感じ

かつて芦原道場京都支部生だった内田塾・内田順久塾長がブログで、京極東宝ビル(京都支部所在地)が取り壊され、ス○パーホテルになっていました…とブログに書かれていましたが、思い出深い建物が取り壊されていくのは、時代の流れとは言え寂しいものです。

当時、芦原会館で汗を流した皆さんは関西本部のどんな思い出をお持ちでしょうか?
(続く)
by osaka-kenyukai | 2001-12-31 22:58 | 連載:拳友会遊戯