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> 虎の威を借る狐
本人はたいしたことは ないのに、ほかの人の権力をかさに着て、威張る者のこと。
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自戒の意味をこめて、エピソードを一つ。

ラオウが中学か高校の時の話。
同級生に有名な極真空手の選手を兄に持つ男がおったそうです。強いお兄さんが大好きなのか、いつも兄さんの自慢話ばっかり。

「兄貴はええ。オマエは強いんか?どうやねん!?」

ラオウ
も日ごろから鬱陶しく思っておったそうな。
そんなある日、体育の授業で柔道の時間がありました。
弟くん何を思ったか、柔道の時間に兄ちゃんの極真空手着を着て現れました。
「いいやろ~。おっと、触るなよ。兄ちゃんのやから、破れたら困る。」

これを聞いたラオウの導火線に火が着いちゃいました。
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※こんなセリフ言ったかどうかわかりませんが…
空手着を掴むや否や畳に投げ飛ばしたそうです。

そういえば道場にも強い人の周りをウロウロして、その人の自慢話しかしないヤツがおりました。
少年ジャンプの名作、「リングにかけろ」の登場人物・剣崎の名言。

『男ならてめえ自身が英雄になることを考えろってなあーっ!!』

男ならこうありたいものです。
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上のセリフの後に繰出すのが、このギャラクティカマグナム!
く~、たまらん!


(続く)
by osaka-kenyukai | 2001-12-31 21:47 | 連載:拳友会遊戯