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> 社会人哀歌
このブログを読んでくださっている芦原会館の方がおられます。2015年夏の記事より。
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http://blogs.yahoo.co.jp/misakipapasama/13303724.html
今、お気に入りのブログがあります。「大阪拳友会」
私が、練習に行っている「芦原会館」という、空手の黒帯をお持ちの方です。
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(先代の館長から、黒帯をいただいたとのことで、いろいろな話を載せられてます。)
その中で、芦原会館旗の話があります。よく見てみると色帯時代にお世話になった、Hさんの若い時の写真が・・芦原会館に入ったばかりで、いろいろと解らないことばかりの時に優しく教えていただいた、Hさん。今、どうしてらっしゃるんでしょう?お元気で、芦原空手を継続されていると信じてます。


このHさんと言うのは龍大・拳友会・芦原会館の後輩であります。私の世代が卒業した後に入学、入会した世代なので本来なら接点がない筈なのですが、社会人最初の職場がシフト制・夜勤有りの私は平日の休みや夜勤明けの午後などに偉いOB面して練習場所である第8トレーニング室へちょくちょく顔を出していたのであります。
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一学年下でリーダーを引き継いでくれたアラタ君や、その後輩T君は嫌な顔せず先輩を立ててくれて、丁度入れ替わり世代のH君達も暖かく迎えてくれたのであります。H君が就職してから奈良道場で稽古を再開し、ホームページの管理人をやったり大学に眠っていた会館旗を救出してくれたりした
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と言う話しは聞いていました。そう言えば拳友会立ち上げの頃、練習に顔を出してくれたこともあったなぁ。
転勤の多い職場とのことで、また上記のブログ主さんも近況を掴んでおられない模様。そこで検索してみましたら長野へ転勤になったとのこと。ただ、日付が掲載されていないので時系列で言うと随分前の話しかも知れません。

●突然の転勤命令
突然のことで私自身、大変困惑しているなかでこの記事を書いています。実は8月に勤め先の上司に呼び出され転勤の内示を受けました。9月付けで長野へ移れと言うものでした。
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私の生活の中では、芦原会館奈良支部での活動は仕事や家庭と比べても同じくらいの比重を占めるようになっていました。私の勤め先は、確かに全国転勤の可能性はあったのですが、どこか他人事で、まさか自分にその矢が当たるなんて…。断腸の思いです。

●ホームページ開設の経緯
私は大学卒業後、稽古時間の確保が困難になってきて、空手から遠ざかることになってしまいました。そしてある日、その日は勤め先の会議が早く終わり、帰路を急いでいると、芦原会館の大先輩が会員募集の手作りのビラを改札口でたった一人で手配りされているのに出会いました。
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私など足元にも及ばない大先輩が自らビラを作り、そして手配りを続ける姿、また、私とほぼ同時期に入門して同じように昇段したのであろう指導員が、途切れることなく稽古を続け、奈良支部を支え続けているという姿を見て、「凄いなぁ」と思うのと同時に、「自分は黒帯としての役割を果たしてこなかった」という自責の念を抱かずにはいれませんでした。あるときその大先輩に、奈良支部ホームページ開設をお願いして、了承していただきました。
奈良道場は最盛期には、200名前後の会員がいたそうで、基本稽古するにしても駐車場にまであふれていたそうです。
芦原英典館長をお招きして「トップセミナー」と銘打っての特別稽古も開催しました。
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●お別れの挨拶
奈良支部を離れないといけないというのは、残念で仕方ありません。奈良支部門下生として、やりたい事はまだまだたくさんあったのですが、あとは門下生の皆さんにがんばってもらうしかありません。赴任先の近隣には芦原会館の支部はないようなので、私自身の稽古はどうなるかはわかりませんが、いつの日にか、奈良にかえってこれた時には、再び仲良くお付き合いくださいますようお願いします。
それでは、また会える日を楽しみにしております。
奈良支部ホームページ管理人 H


香芝・広陵町同好会のホームページに2013年に記事をアップしているのが最後の様です。元気にやっていてくれるかな?
上記の引用を見ていただければお分かりでしょう、私などよりずっと芦原空手の発展を考え、また後輩からも
「色帯時代にお世話になった、芦原会館に入ったばかりで、いろいろと解らないことばかりの時に優しく教えていただいた、Hさん。今、どうしてらっしゃるんでしょう?」
と慕われる人柄。こういう人材を輩出して、いい伝統として受け継がれるのが道場の本来あるべき姿なのでしょう。
…とマジメすぎたので、次回の記事は砕けた内容で…。
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by osaka-kenyukai | 2016-01-06 00:15 | 活動近況「結構鍛えてます」