人気ブログランキング | 話題のタグを見る
> 正道会館 京都道場
龍大・拳友会のルーツで極真全日本でも活躍された伊藤浩久師範率いる芦原道場・京都支部。その後芦原会館・京都支部となり、翌81に突如正道会館・京都支部になるのですが、80年代中盤の京都支部は、総本部と微妙な関係にあったようです。
正道会館 京都道場_d0182021_15561760.jpg

※中央が石井館長、左端が中山師範で右端が伊藤師範。
当時の最高段位(だと思います)四段の両師範は、かつての極真に於ける大山茂・中村忠両師範の様な存在だと思っていたのですが、ケンシロウ先輩の証言によると
●当時、本部の審査会には両師範とも毎回出席されていた。審査が長時間に及ぶとさすがに疲れてくるのだろう、両師範とも机にヒジを付き顎に拳を当てた姿勢で受審者を見ていた。すると石井館長がまるで行儀の悪い子供を叱る母親の様に伊藤師範のヒジを裏拳で「ビシッ!」と叩いたそうな。ところが一方の中山師範には何もなかったとか。

「館長は何でか伊藤師範には厳しかったなぁ」

そう言えば、何度目かの正道会館審査会見学の時に某黒帯の方が「僕は京都と○○は正道館とは思ってないから」と言ってたっけ。
う~ん、何でだろう?

翌年カズヤが臨んだ新人戦で京都支部ゆえ(?)に苦闘を演じることになるんですが、それは後ほど87年の項でお話させていただきます。


(続く)
by osaka-kenyukai | 2001-12-31 22:16 | 連載:拳友会遊戯