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【時間】第1~第4土曜日
19時~20時30分
【場所】子育てプラザ福島
4階 軽運動室
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> 審査会での芦原英幸館長その④
85年10月の審査会でのことです。講話の中で芦原館長がこの年の夏に放送されたあるテレビ番組について語り始めました。
「お前ら、アレ見たか?」

それは、アクションを得意とする某劇団の特集番組でした。
現在トム・クルーズと共演するなどハリウッドで活躍する俳優や新極真会と縁深いミュージシャンの奥さんになった、かつて日本を代表するアクション女優さんが所属しており、大変な人気を博しておりました。

日本テレビ系でその劇団恒例の夏合宿を中心とした特番があったのです。当時劇団を主催していた、関根勤さんのモノマネレパートリーの一つでもある俳優さんは極真会館の前身である大山道場時代からの門下生で、「空手バカ一代」の実写映画版で大山倍達を演じるなどの関係からカリキュラムに極真カラテを取り入れていました。
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夏合宿には北海道から極真空手の師範が指導に来られていました。

この師範と言う人が芦原館長と少々因縁のある人で、芦原会館創設時に本部のある松山まで殴りこみに来たものの芦原館長に返り討ちにされたとか。
顔面に裏拳を打たれて失明したとか、裏山まで連れていかれて首から下を埋められて一晩放置されたとか都市伝説が我々の間にも伝わっていました。
当時のゴシップ誌にもこの事件は掲載されたようですが、私には真偽は分かりません。両名とも既にお亡くなりになっておられます。
ただ、この審査会の際に芦原館長
「アイツはコレ持って来たからね」
と言って右手でシュートサインを作ったのは見ましたが…。
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番組の話です。乗馬、綱渡り等超ド級の体育会系訓練が続く中、劇団員が道着に着替えて空手の稽古に臨みます。師範、組手の相手に何故か芦原会館の道着を着ている劇団員ばかりを指名します。白帯に容赦なく上段回し蹴りを叩き込んでいきます。
色帯に対しては、後に世界大会に出る選手を当てさせます。当然黄帯では世界代表クラスにはかないません。何度も何度も打たれ、蹴られ、倒されます。周りで見ている女性劇団員も涙を流しながら「先輩ガンバ!(死語)」と声援を送ります。

↓有りました、動画!しかも全長版!
http://www.youtube.com/watch?v=eYLXjknu95g
※25分くらいから空手の稽古。27分くらいから組手映像が始まります。

「いやぁ~テレビ向きだなぁ」と思いつつ、私はテレビを観ながらイジメにしか見えない(私の感想)映像に正直不快感を覚えていました。やっと組手が終わり、「よく頑張ったな」とねぎらいの声をかけるのかと思いきや、その師範「参った、と素直に言えないとダメだよ」と言うような事を仰ったのです(記憶に頼ってますので、正確ではありません)。「は?」テレビの前で唖然としてしまいました。「芦原会館の道着着てるから腹たってたのか?」
※上の動画サイトで四半世紀振りに映像見ました。やっぱり記憶違いの所もありましたが、いやぁ有り得ませんね、あのシゴキ。あんなボコボコにされて素直に「参りました」なんて言えますかいな。
夏休み明け、練習の合間にこの番組の話になりました。ラオウも観ていたようで
「アレは如何なものか」と同じ気持ちだったようです。

審査会で芦原館長がその場面に触れ、
「あんな事されちゃぁ、黙っておけんなぁ」と一言。
(しかし館長は本当に色んな番組や雑誌を見ておられたのですね)

その後、その師範の下から道場単位で芦原会館へ移籍したそうです。これも一部では道場破りに来たのを大阪の松本師範が全部倒して門下に加えた話だ伝わってますが、後の審査会で芦原館長が仰ったのは、
「北海道から今の道場で技術的に行き詰ったので芦原会館に転向したい、って連絡があったのよ。で、審査会ん時に松本が20人くらい向こうの黒帯を全部捌いちゃったの。なぁ松本!」
後に月刊空手道で北海道支部が特集された時には
「アレは牽制よ。ウチはこのくらい力入れとるよ、って言うね。」と。
北海道の審査会の模様は市販のDVDの特典映像でタップリ観ることが出来ます。

(続く)
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by osaka-kenyukai | 2001-12-31 22:41 | 連載:拳友会遊戯