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【時間】第1~第4土曜日
19時~20時30分 【場所】子育てプラザ福島 4階 軽運動室 詳細は入会案内へ! > フォロー中のブログ
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プロレスと拳友会その②
プロレス少年の憧れ。それはプロレス会場場内整理のアルバイト。テレビ中継なんかで新弟子さんに混じって入場してくるプロレスラーを群がるファンからガードするアレです。このアルバイトはコネがないと出来なくて、某大学のレスリング部を通して人を集めているとのことでした。
拳友会のミャ~クンが、仕切りをする学生リーダーと高校時代だか予備校時代の同級生だったそうで、 「一緒にバイト行かない?」 と誘われて二つ返事で了承いたしました。 何度目かのアルバイトで行った大阪城ホールでの新日本プロレスの試合。以前に行った全日本プロレスでは腕章の貸し出しのみだったのですがさ、新日本プロレスではバイト全員にIWGPのTシャツが支給されました。 「やっぱり新日は凄ぇ」 何に感心してるんだか。 当日くじ引きでリングサイドの担当になった私は、IWGPのTシャツに着替えて、座席番号をイスに貼り付ける作業をしながらリング周りをウロウロしておりました。すると、当時リングサイド席ではクラブのママさんと同じくらいよくお見かけした、Vシネに出てこられるような2人連れのお兄さんに声をかけられました。 この様なスタイルの紳士に声をかけていただいたのでした。 「兄ちゃん、ええ身体してんなぁ。新弟子か?」 「いえいえ、トンでもないっす。アルバイトです。(誉められてちょっと嬉しい)」 「そうかぁ。どや、ウチで働かへんか?(笑顔)」 「い、いえ、まだ学生ですんで…」 そうか、新弟子に見えるぐらいの体格になったんだ、と喜んだのも束の間。会場に田中リングアナが姿を現しました。 普段はタキシードに身を包み、細身に見えるのですがトレーニングウエアで現れた田中リングアナの身体は、私なんかよりず~っと逞しいのでした。しかも会場の隅に置かれたベンチ台に向かうと、恐らく80kgは有ろうバーベルでベンチプレスを始めたのでした。80kgなんて調子いい時に一発上がるかどうかの重量です。それを選手ではない、リングアナが軽々上下するなんて…。 呆然としているとベンチ台の方へ、山田…もとい、現在は獣神サンダーライガーさんですね、がやって来て優に100㎏を超えるバーベルを軽々とベンチプレスで挙上し始めました。上背なんてほとんど私と変わらないのに 「何ちゅう恐ろしい世界や」 少し離れた所では武藤敬司選手が黙々とヒンズー・スクワットを。40分も行ったでしょうか、息を切らすことも足元がフラつくこともなく、汗もかいて無い様な涼しい顔で控えに戻って行きました。 「スゴイわ、プロレスラーって…」 ボーっと見とれていると、後ろから聞き覚えのある声が 「控え室はどっちかな?」 慌てて振り返ると、そこにはスーツ姿でアタッシュケースを抱えた燃える闘魂・アントニオ猪木様が! 「あ、あちらです。」 デカイ、格好いい、アゴもホントに長い(笑) 当日、豪快に勝利した猪木選手、黒タイツからスーツ姿に着替え、付き人だった素顔のライガー選手を従え、後片付け中の我々アルバイトに向かって 「お疲れ!ご苦労さん!」 「あ、お、お疲れ様です!」 全員最敬礼であります。 カリスマを見ました。 さて、もう一方のカリスマ、芦原英幸館長はプロレスについてどう思われていたのでしょうか? (続く)
by osaka-kenyukai
| 2001-12-31 21:52
| 連載:拳友会遊戯
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