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> 最後の新人戦①
当時、社会人になったら空手なんてとても出来ないだろう、と言うのが我々の共通認識でありました。
とりあえず黒帯は取った。勝ち負けなんてどうでもいいからパ~っと試合に出て終わりにしよう。そんな軽薄な考えで芦原会館の仲間に
「試合出ぇへん?なぁ出ようよ!」
とお気楽に声をかけまくりました。しつこさにウンザリしたのか、ラオウ・ミャ~くん・アラタの3人が同意してくれました。
正道会館からはカズヤが最後の挑戦に燃えていました。

因みに和尚は、当時顔面攻撃の攻防に興味を強く持っていて、スーパーセーフ着用の魏桜流拳法の大会に一足早く参加。ベスト8を決める試合で延長に入り、ポイント先取りした方が勝ちという緊迫した状況…高速で繰出した後ろ蹴りが見事に相手のボディを捕らえ、ベスト8に入賞。
後は一緒に出たS先輩が先に敗退していたからか、
「何だか気合入らなくて」
判定負け。この時期には稽古に一区切りをつけていました。そう言えば大会会場で出場していた芦原会館・京都支部の知り合いとバッタリ!何て事もありましたな。

二度有る事は三度ある。今回も全日本大会のパンフに記載されている日程より1ヶ月以上遅れて開催された秋の新人戦。バブル景気前夜の当時、学生を他の企業に取られぬよう囲い込む慣習がありまして、研修の名目でラオウが試合当日関西に居ないと言う事が判明。あぁ当初の予定通り開催されていたらラオウの新人戦が見れたのに!
で、日程延期の弊害は他にも有りまして。当初の予定日を練習のピークに想定しておりました私、練習ペースを落とすのが恐くて「やればやるほど強くなる」とばかり珍しく続けて稽古しておったのですが、結果的にオーバーワークに。
当時の練習風景を撮ったビデオが手元にありますが、ミャ~くん相手にスパーしているけれど動きが重たい重たい。
スパーは試合に向けて非常に有効な練習方法ではありますが、やりすぎると飽きてきて調子を崩してしまいますのでホドホドに。

一方、優勝に燃えるカズヤは激しい稽古のせいでアバラを骨折。出場が危ぶまれましたが試合が延期になったことで休養となったのか、蹴りが恐ろしく走る走る!
1セットだけスパーをやってる映像が残っていますが、変則のハイで上段蹴られるは、前蹴りで接近させてもらえないは、ラスト1分は完全にコチラに合わせてくれてペース落とすは… 階級が違って良かった。

果たして大会当日。出場する身なのにロクにアップもせず、自らビデオカメラを回すと言う体たらく。
最後の新人戦①_d0182021_13543963.jpg

※ナイスですね~ 素晴らしすぎます!

当日録画したビデオには応援に来てくれたタツヤ
「調子どう?」と聞かれて
「う~ん、変わってくれ~」
などと選手とは思えない泣き言を言う私。

後輩のアラタと空手の試合なのにバックドロップをかましたHAMAちゃん1号(初登場ですが、正道会館の新入生)が先に試合を終え、カズヤは1回戦圧勝で突破。
最後の新人戦①_d0182021_1237034.jpg

※投げる前に顔面パンチ(反則)を何発かくらったHAMAちゃん。
タツヤが「HAMAちゃん怒れ!」
で、怒ったHAMAちゃんが揉み合いからバックドロップ。
するとタツヤが「HAMAちゃん謝れ!」どっちやねん(笑)



いよいよ重量級、私の出番です。出場者は16名。
「一回勝ったらベスト8かよ」
などと不遜な心構えで試合場に上がった私に、勝負の神様は大きな罰を与えたのでありました。

(続く)
by osaka-kenyukai | 2001-12-31 21:25 | 連載:拳友会遊戯