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> 悲劇の青帯
芦原会館の級位は白帯に始まり、
青帯(八級・七級)
黄帯(六級・五級)
緑帯(四級・三級)
茶帯(二級・一級)
を経て黒帯になります。
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80年代半ば、入門から半年ほどの稽古歴がある一般男性なら飛び級で黄帯、と言うのが一般的でした。審査会前に入門し3ヶ月ほどで受審したら七級青帯、と言う事もありましたが、すぐに次の審査を受け黄帯に昇級する人が多かったものですから、
「どうせ短期間の事だから青帯は買わなくてもいいから。」
が龍大拳友会の伝統になっていました。いや、龍大のみならず審査会で八級・七級なのに白帯の人が多数おられました。
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ある日の審査会、審査席のケンカ十段それまで特に咎めることがなかったのに、何故青帯を締めていないのか気に障ったらしく、怒気を含んだ声で
「おい、お前ら!七級なのに何で白帯なんよ?」
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そう言われても…初心者ですから言えるワケありません。みんな俯いて沈黙です。それを見て先代館長遂に爆発します。
「オイ!お前だよお前!なんで青帯締めてないんだよ?」
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怒れるケンカ十段に逆らえる者など、存在する筈もありません。恐る恐る…
「押忍、◯◯さんが『青帯なんか買わなくていいから。』と言われたので…」
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あぁ、言っちゃったよ…。案の定
「◯◯!お前、何でそんな事を言うんやぁ⁈」
更に炎上。大人になった今、自分ならどう答えただろう?
「押忍、ちょっと今月懐が苦しくて…」
ダメだ、どう言い訳しても怒られちゃう
(>_<)。
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by osaka-kenyukai | 2016-05-26 22:05 | 活動近況「結構鍛えてます」