＞ 正道空手の好きなところ

もし、龍大拳友会に正道空手が在ることを知っていたら？入門してたかも知れないなぁ〜。芦原門下でありながら、常に正道会館を意識してた学生時代。当時は口に出すことは憚られてました。

数見肇氏が自伝で、

「芦原氏のファンで、サバキにも興味津々だったが、極真門下としては公にしてはいけないと思っていた。」

と言う主旨のことを書かれていましたが、それに近いかも…

でも龍大には芦原会館と正道会館が共に存在してて幸運でした。拳友会を作った、A先輩のおかげです。先輩の主催する武龍館ブログからの引用です。さて、龍大拳友会のメンバーは芦原会館派と正道館派にゆるやかに別れるわけですが、最初はどちらかに統一しようと一晩中、下宿で大声で罵り合い、泣きながら話し合いました。当初会派は違えど同じフルコン。

フルコンカラテに最も適したトレーニング室で一緒に練習していました。ところが、やつかいなのが審査。

会派が違うと時期が異なるので、モチベーションが違ってくる。さらに時が経つと微妙に技が異なってくるのです。さらにさらに、新入生が入って来ると、彼らがどっちに入会すればいいの?　となるのであります。見苦しい取合いはしなかったですが、かわいそうなのは期待に胸ふくらませ入会してくる新人君に戸惑いを感じさせてしまったことです。
名前の通った芦原会館、新興の正道会館。戸惑い、受け入れ、共存、そこまで到達するまでにひとつの出来事がありました。