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> 続・先代館長は何でも知っている②
現在ではM M Aでごく薄いグローブで顔面を殴りあったり、
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倒れた相手に馬乗りになって殴ったり

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私にとっては恐ろしい光景が普通に見られますが、1986年当時、正拳を除くとはいえ手による顔面攻撃なんて大事故に繋がるのではないかと言う怖さがありました。
また、このルールが定着したら空手やるのイヤになるなぁ、とか考えてました。
確か大会は泉南の方で行われたと記憶しています。開催場所が遠く、当日別の用事があり、大会が凄惨なものだったらイヤだな、などなど様々な理由が重なりまして大会は観戦せず仕舞いでありました。
何処からか大会の内容に関する情報が入って来て
「顔面血だらけの選手が出た」
「何人か病院送りになった」
「演武でビール瓶割りに挑んだ人が血管を切って大出血した」などなど…
カラテマガジンにも取材記事が掲載されました。

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優勝は士道館の松本保則選手。準優勝は、当時大会荒らしとして有名だった中畑要選手ではなかったかと記憶しております。

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正道会館からは参戦がなく、白蓮会館からは参戦があったとか。
極真会館の、「大会は流派の戦いでは無く、個人の戦いである。」
と言う考えに従い、多くのフルコン空手の大会では流派名はトーナメント表には流派名を掲載せず選手は胸刺繍を隠して出場されていました。
しかし、聖拳会館さんの大会は公開他流試合として開催され、出場選手の所属流派が公表されていました。

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これがキッカケなのかは不明ですが、正道会館全日本大会ではこの大会後に開催された全日本大会から所属流派が公開されるようになりました。
前年、1985年のパンフレット。

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そして1986年のパンフレット。

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そして約一年後、第二回大会が新装なった大阪府立体育会館で行われる事になったのですが、

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どうした事か私のところに第二回大会の無料券がまわって来たのであります。
もう一度続く!





by osaka-kenyukai | 2020-11-01 14:07 | 活動近況「結構鍛えてます」