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芦原会館 メディアに出る時期も終了
前年春の
「これからはマスコミにどんどん出ます」
宣言から一年。
1980年の芦原会館設立以降に発売されたものは

【書籍】
○流浪空手(自伝)1981年
○実戦!芦原カラテ(技術書)1983年
○実戦!芦原カラテPart2(技術書)1984年

【ビデオ】
○スーパーテクニック・サバキ(技術ビデオ)1984年

月刊バラエティの様に雑誌記事に登場することは殆んどありませんでした。
この時期の書籍・ビデオとも質が高く、芦原門下生にとってはバイブルなのでありますが、86年の月刊空手道100号の記念特集以降は積極的に雑誌インタビューなどにも登場されています。

○86~87年 月刊空手道で3ヶ月置きぐらいに特集記事が掲載。
○2冊目の自伝「空手に燃え空手に生きる」
○技術ビデオ「実戦!芦原カラテ・基本篇」
「実戦!芦原カラテ・応用篇」
○講談社 月刊ORE(アイドルグラビア誌)インタビュー
 他、アニメ雑誌などなど。

他に週刊プレイボーイのセンターページにパートカラーでサバキ
の実演記事が掲載され、館長が大いに喜んでおられました。
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「天下の講談社と集英社が芦原争奪戦よ。すごいだろう。」

プレイボーイの記事は切り抜かれて難波道場に長らく掲示されていましたので、ご記憶の方も多いと思います。
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※キャッチコピーが「恐怖の男」って…どうよ?
それに「やっちゃるけんコイ!」は喧嘩相手のセリフだったのでは…

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週刊プレイボーイではゲージツ家のクマさんこと篠原勝之さんの対談連載ケンカ道にも登場されました。実際は対談と言う形式ではなく、篠原さんは取材の場に同席しているけれど編集者が館長にインタビューをする形式で、掲載用の写真撮影でからむぐらいだったとか。
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連載が単行本・文庫本になっています。空手界からは芦原館長、大山総裁、東塾長など、プロレス界からアントニオ猪木、前田日明、藤原喜明、ディックマードック、カールゴッチ ほかに 佐山聡、シーザー武志、大沢昇などなど超豪華!
少年マガジンの漫画連載、ワーナーの映画など実現しないことも有りましたが、以前に比べるとこの時期は露出が多かったです。また、
「マスコミにどんどん出ます」
と宣言した86年の10月、前田VSニールセン異種格闘技戦を契機に格闘技月刊誌(隔月刊、季刊も)が多数創刊され、格闘技のプチブームが発生したのです。野生のカンと言うのでしょうか、機を見る目は凄かったと改めて感心します。

ただオファーは有ったらしいのですが、いわゆる格闘技雑誌には月刊空手道を除いて登場することはありませんでした。月刊空手道大山総裁が巻頭特集に出た以降は取材を断ったようです。
むしろ男性誌、青年誌、一般誌を選んで露出されていたのでしょう。芦原館長の眼は格闘技界ではなく、一般社会に向けられていたのでしょう。この後、Aバトンの開発・研究に取り組まれるのです。

そしてマスコミ露出の集大成として出版されたのが…

(続く)
# by osaka-kenyukai | 2001-12-31 21:46 | 連載:拳友会遊戯